「子供の身長を伸ばす」「成長ホルモンに効果がある」と注目されているアルギニン。もちろん子供の成長に必要な栄養素なのですが、過剰摂取をすると副作用が出てしまうこともあります。
アルギニンはどんな栄養素なのか、またどんな効果があるのか、採り過ぎるとどのような副作用が出てしまうのかをご紹介していきます。

そもそもアルギニンとは何か

アルギニンとはアミノ酸の一種です。ではアミノ酸は何かというと、タンパク質です。そしてアミノ酸が何個かくっついたものがタンパク質です。おにぎりをタンパク質に例えると、米粒がアミノ酸ということになります。

アミノ酸には必須アミノ酸と非必須アミノ酸があります。必須アミノ酸は「体に必須」というよりも人間の体内で作られないので、食べ物から摂取することが必須です。

非必須アミノ酸は体内で作られますが必要がない訳ではなく、摂取しておきたいアミノ酸です。アルギニンは「非必須アミノ酸」にあたります。

アルギニンの効果について

アルギニンで注目されているのは成長ホルモンの合成を促す効果です。特に子供の時期には成長ホルモンが骨や筋肉の成長に作用するため、「アルギニンは身長を伸ばすのに効果がある」と言われているようです。

また、アルギニンには免疫力を高める効果があると言われており、ウィルスや細菌への抵抗力を強くする働きがあります。

何を食べればアルギニンを摂取できるのでしょう

アルギニンを多く含む食べ物は、下のようなものです。横の数字は100g当たりの含有量です。

  • 鰹節:4g
  • 高野豆腐:4g
  • ゴマ:3g
  • 大豆:2.7g
  • 車エビ:2g
  • 和牛:1.2g
  • ウナギ:1.3g
  • 牛挽肉:1.3g

などが上げられます。

ちなみにアルギニンの適正な摂取量は大人1日2g~9g、子供は4gが目安と言われています。
アルギニンを摂取する効果的な時間があります。アルギニンは成長ホルモンの分泌に効果があり、成長ホルモンは午後10時~午後2時頃に分泌しますので、寝る前に摂取すると効果的です。
が、寝る前にものを食べるのはあまりよろしくないので、晩御飯にアルギニンを豊富に含む食材を食べるのがよいでしょう。

アルギニンの副作用とはどんなもの?

アルギニンは体に必要な栄養素ですが、普通に摂取している分には問題ありませんが、あまり過剰摂取するとやはり副作用があります。
よく言われているのが腹痛や下痢です。個人差はありますが、1日に5g以上摂取すると消化器官への負担が大きくなり、おなかが痛くなったり下したりする場合があります。

また、アルギニンはアルカリ性のため、胃腸にダメージを与えることがあります。特にサプリメントで摂取する場合、国内メーカーのものですと中和されていることがほとんどですが、海外輸入のサプリメントはアルカリ性の場合が多いので胃腸に刺激が強い場合があります。

また、副作用ではありませんが、食べ物でアルギニンを摂取しようとした場合、カロリーの採り過ぎになることがあります。例えば1日に4gアルギニンを摂取するためには、和牛ステーキ約330gかウナギ300g、または牛ハンバーグ300g食べなくてはなりません。かなりお金もかかりますので、実際にはそんなに食べられないと思いますが、カロリーの採り過ぎには注意してください。

サプリメントでアルギニンを採っている場合には、サプリメントと食べ物から採る摂取量の合計が一日の摂取量を超えてしまう場合があります。また、サプリメントは基本的に大人の摂取量を想定していますので、お子さまが飲むと過剰摂取になる場合がありますので、大人用のサプリはお子さまには飲ませないほうがよいでしょう。

お子さまのアルギニン摂取のために

お子さまの成長を考えて毎日アルギニン摂取のための献立を作るのは正直かなり難しいものです。また、お子さまの成長に必要な栄養素はアルギニンだけではありません。たんぱく質、カルシウム、ビタミン、子供に採って欲しい栄養素は山盛りにあります。毎日毎日栄養バランスを考えて計算してごはんを作るのはママにはかなり負担になります。そこで、栄養補助食品を取り入れてみてはいかがでしょう。
たとえば「アスミール」のようなココア味の栄養機能ドリンクですと、サプリメントのようにお薬感がないのでお子さまも抵抗なく飲め、必要な栄養素が毎日手軽に取れます。
成長に必要なアルギニン、亜鉛、プラセンタをはじめ、カルシウム、鉄分、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンB6ほか各種ビタミンが豊富に含まれていますので、食事で足りない栄養分をフォローしてくれます。
サプリメントや栄養補助食品はママの手抜きではなく、あくまでお子さまの栄養素が足りなくならないための「保険」として考えて取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

・アルギニンは非必須アミノ酸の一種。
・アルギニンは成長ホルモンの分泌や免疫力を高める効果がある。
・アルギニンの適当な摂取量は大人1日2g~9g、子供は4g。
・採り過ぎると下痢や腹痛を起こす可能性がある。
・アルギニン摂取には栄養補助食品も視野に入れてみましょう。